星のつぶやきコラム -2020 秋-


初めまして。こんにちは。星の音(ほしのね)翻訳家の☆asuka☆です。

こちらのコラムでは、月の満ち欠け、天体たちの動きに絡めて、わたしが感じたメッセージをお伝えしていきます。
占星術とか、ホロスコープを自分で読むのは難しいと感じるかもしれませんが、こちらのコラムを通して星たちと仲良くしていただけたら嬉しいです。

地球も含めて、月や天体たちは常にわたしたちを見守り、導いてくれています。
そんな天体たちの音に耳を澄ませて、共にあることを感じてみてください。
それでは、11月の星の動きとメッセージをお届けします。


まず、10月31日の牡牛座満月の影響を受けて、11月がスタートしました。
ここまでのテーマは『愛と豊かさ』
外側の世界でどんな嵐が吹き荒れようとも、そこにある豊かさ、愛に突然気付くことができたでしょう。またそのような世界で生きていく力強さといったものを受け取った方も多いと思います。
何かしらのトラブルや問題のような形で表れたものに関しては、自分の本音に素直でいたかどうか、見つめ直してみると良いでしょう。

そして、11月15日、蠍座で新月です。
この時期は『本質、本物に向かってまっしぐら』というテーマに向かいます。
ここまでの時期で、自分にとって本当に大事なもの、愛や豊かさ、人生において大切にしていきたいものが見えてきたと思います。
ここからの時期は、それに向かって、それを軸にしてひたすらに歩みを進める時期です。
ただし、一度決めたことを何があっても「こうであらねば」と、貫き通す頑固さではなく、常に変化する状況の中でその時の本質をとらえ続ける力強さと柔軟さを大切に。
自分がやりたいことと、周りへの影響との兼ね合いで、バランス感覚が磨かれます。
また、今までのやりかた、表現方法ではうまく伝わらない、伝えられないもどかしさも感じそうですが、そんなときこそ、新たな表現方法、本当に伝えたいことを見つけられるチャンスです。
詰まった時には、本質、本物、大事にしたいことの軸にたって、それが表現できているか、どうやったら表現出来るかを見つける機会にしてしまいましょう。
これからの時代をつくっていく大事なものが生まれてくる予感です。
お風呂にゆったり浸かって、リラックスタイムを過ごしてみましょう。あなたの直感が導いてくれるでしょう。

11月30日の双子座満月、月食へと繋がります。
この満月は、次の射手座新月日食を迎える前の準備期間になります。
次の12月半ばから2021年5月の射手座満月(月食)まで、なにか世の中がひっくり返るような印象を受けます。これについては次回、詳しくお伝えします。
今回の満月のキーワードはこちら
『次の時代に向けての引継ぎ期間』
ポイントは、「人に頼る、甘えることへの抵抗感の手放し」または「人に手を差し伸べることへの抵抗感の手放し」です。
これから迎える水瓶座から始まる風の時代は、個が立ちますが、孤立の世界ではありません。自分が人に頼る・甘える、そして人に手を差し伸べるといったことも自然と起こる社会です。
今までは、頼らない、甘えないことが美徳とされてきた、教育されてきた風潮もあったかもしれません。しかし、これからの時代は、一人一人が、他者を信頼し、頼って甘え、そして手を差し伸べる強さと勇気をもつ社会です。
どうかこの時期、人を頼る、人に手を差し伸べるといった行動を起こしてみてください。些細なことからで結構です。
こうでなければ愛されない、ここにいられないといった思い込みから自由になるチャンスです。
コミュニケーション上手な双子座満月です。素直な自分を他者へ伝えるチャレンジを後押ししてくれています。言いたいと感じたらその思いを紙に書くでもいいので、出してあげましょう。

ここで『風の時代』についてお伝えします。
西洋占星術には、火・地・水・風といった、自然エネルギーの概念があります(エレメントと呼ばれます)。
そして、地球の周期を見ていく一つとして、それぞれを約200年~250年周期で巡っていくという考えがあります。この周期は、地球に生きる人間たちにおける主流、主軸となる文化、風潮というとらえ方です。今までの約200年は、『地』の時代で、徳川幕府が終わり、明治維新から現代までの流れです。現実面、物質面に注目し、着実に、着々と行動し、結果を出すこと、それを学ぶ・体験する時代でした。
それから更に遡って、前回の風の時代は天秤座で始まり、鎌倉時代から室町時代前半頃でした。貴族社会から武士が主流の社会に変化しました。
そして今回の『風』は、水瓶座で始まります。正義でのジャッジメントや排除ではなく、自由と普遍性をテーマとして体験していくことになるでしょう。
水瓶座では、革新的なことや、先進的なもの、テクノロジーといった点に注目されやすいですが、目新しいものではなく、『普遍的な理(ことわり)』を思い出して、それに基づいた新たな時代といった雰囲気になりそうです。
自由とは何なのか、普遍的な理とは何なのか。それを一人一人が見つけて実践していく、共有していく時代にもなりそうです。楽しみですね。

今回はここまでです。お読みいただきありがとうございました。
次回は、12月の新月満月と、2021年の星の動きからのメッセージをお届けします。

 

【この記事を書いた人】

☆asuka☆
星の音(ほしのね)翻訳家。
趣味はボーッとしていること、観察すること。温泉旅行も好き。
ゆったりモーニングやティータイムが大好物。今でもお昼寝タイムは必須。
好奇心旺盛で飽きっぽいが、何故か占星術は、独学で始めたらハマってしまって今に至る。

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