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自然界のエネルギーをまるごとチャージ 自分を癒すお食事とは


寝ても疲れが取れない。風邪をひきやすい。冷えが気になる。このようなカラダの不調だけでなく、ちょっとしたことでイライラ、悲しくなる。不安な気持ちが大きい。自分のことがキライ。・・・このようなココロの不調を感じている方は「日々の食事」を見直してみることをおすすめします。

私たちのココロとカラダは37兆個もの細胞でつくられているのですが、この細胞の素こそ私たちが口にする「食べ物」です。毎日の食事において選ぶ食材、調理法、食べ方を見直していくと驚くほどココロとカラダに変化が起きていきます。

今回は「選ぶ食材」についてお話しますね。 ポイントは「旬の食材をまるごと」いただくこと。お野菜など旬の食材はほかの季節よりも栄養価が高いです。
それだけでなく、その季節に摂り入れたいエネルギーを持っているのです。例えば寒い冬に収穫されるにんじんなどの根菜類は体を温めるエネルギーを持つお野菜です。
一方、夏に収穫されるトマトやキュウリなどは体の熱を放出して冷やすエネルギーを持っているので寒い冬にきゅうりの浅漬けを食べてもカラダは喜びませんし、夏ほどおいしく感じないのです。
旬の食材を摂り入れることでココロもカラダも喜び、季節の巡りを心地よく感じられるようになっていきますよ。


また「まるごと」でいただくことも大切です。「一物全体」という言葉があります。生命はひとつで調和がとれているという意味で、そこには無駄なものがなく欠けてよいものがないということ。お野菜であれば皮や葉っぱごと。お魚であれば頭からしっぽまでが理想的です。
なかでも「玄米」はとってもおすすめ。まさにまるごとの生きた穀物です。玄米を水に浸けると芽が出てきますが、白米からは芽は出ません。一粒一粒に命が宿っているので食べると何とも言えない満たされた気持ちになります。

我が家では玄米を主食として季節のお野菜をたっぷり摂り入れたお料理に変えてからたくさんの嬉しい変化がありました。
私は15年間悩まされたニキビが数か月で劇的に改善しました。どんな治療も美容法でも改善しなかったコンプレックスから解放されて、今では鏡を見ることが楽しくなったのです。また、ちょっとしたことで不安になったりイライラする小さな心の不調が知らず知らずのうちになくなって、毎日を穏やかに心地よく過ごすことができています。

何よりメンタルを患い2年間働けなかった夫が、半年間で社会復帰を果たした時は生きた食材から得られる「生命力」の高さに驚かされました。

私たちの細胞は毎日1兆個単位で生まれ変わっています。今日のお食事が未来の自分を創ってくれるのです。整ったお食事を選ぶということは一日に3回も自分を大切にする機会があるということ。

ココロとカラダのバランスが乱れがちな今こそお食事は空腹を満たすだけのものではなく、最高のセルフトリートメントであるということをぜひ意識してみてくださいね。

【この記事を書いた人】

作山えいこ

ココロとカラダを整えるセルフトリートメント方法として
腸を整えることの大切さとすぐに実践できるレシピをinstagramで発信中。

ダイエットや美肌のお悩み解決はもちろん、
”わたしだけの「らしさ」をみつけるお料理教室”
for me kitchen を不定期開催しています。