星のつぶやきコラム vol.3


こんにちは。星の音(ほしのね)翻訳家の☆asuka☆です。
こちらのコラムでは、月の満ち欠け、天体たちの動きに絡めて、わたしが感じたメッセージをお伝えしていきます。

前回の星のつぶやきコラムvol.2では2021年全体の雰囲気をお届けいたしました。
今回は、1月からひと月ずつの動きを見ていきたいと思います。
全部読むのは大変なので、気が向いたときにその時期の部分を読んでみるのもおススメです。
このコラムの最後の方に、私が感じる1年後の社会の着地点について触れていますので、そちらだけでもどうぞ。


2020年12月の冬至から約1か月たちましたが、いかがでしたでしょうか?
自分の状態も、周りの状態も、日に日に違っていたり変わっていたりと、安定した感じはなかった人が多かったかもしれません。
2021年は、だいたいそんな感じになっていくと思います。自ら、日々ちっちゃい変化をコツコツと取り入れながら生活すると過ごしやすいでしょう。「いつもと違う状況」に慣らしていく練習です。みんなが試行錯誤の中で進んでいますので、あたたかい目で見守ってくれるでしょう。

試行錯誤を繰り返す一年にはなりますが、「どれだけ楽しんで工夫できるか」がポイントです。工夫することは創造行為でもあります。知恵が必要な時には、誰かに話してみましょう。きっと、素敵なプレゼントを受け取ることでしょう。


では、1月からの天体たちの動きです。

1月13日に山羊座の新月でした。ここでは、地の時代につくりあげてきた社会が終わりを告げました。そして、1月14日から30日までは、全体順行期間です。

何かと言い訳に使われる逆行天体がありませんので、起こる出来事や自分のことに関して言い訳できません。
この時期の自分の状態や、起こる出来事、現象に対する自分の反応をよく観察してみることをおススメします。
ふと思ったことや、直感、ひらめきといったものを大事にしていくと、2月以降のヒントになるでしょう。

1月29日のしし座満月と2月12日の水瓶座新月の期間は、水瓶座時代の自分の価値観や自分にとっての普遍的な豊かさがどういったものかが見えやすい時期です。この期間に水星が水瓶座で逆行します(1月31日から2月20日まで)ので、自分の価値観を表現する方法や伝達方法はこれからの時代に応じたものか、ニーズに合っているか、見直すにはピッタリです。

2月21日から4月27日まで、再び全天体順行期間に入ります。
全天体順行になって間もなく、2月27日の乙女座満月です。社会や周りがどうであろうと、自分が信じる道を歩むことをサポートしてくれるでしょう。その道を歩みながら、これからの社会に自分をどう役立てていくのか、調整が活発に行われそうです。

3月13日の魚座新月で自分自身の受け取る器を整えます。女性性の癒やしにもなりそうです。そこで土台を整え、3月20日に春分の日を迎え、新しい種を受け取ります。

翌日の3月21日に金星が牡羊座に入り、3月29日の天秤座満月で、自分が何者であるかを思い出すようなきっかけが訪れるでしょう。受け取った種を発芽させていくプロセスが始まります。個人のアイデンティティが癒され、今までの時代の「社会における女性性の傷」が癒やされ、新しい時代を進めていくようにアップデートされます。女性性を中心とした時代の始まりを予感させます。

4月12日の牡羊座新月で世の中や社会、組織、伝統のなかへ自分というものを打ち出していく、始めていく流れになりそうです。それは、まだまだ完成形ではありせんので、ブラッシュアップしていくためにも出していく、始めることを先にする必要がありそうです。

全天体順行期間は、4月28日の早朝、冥王星が山羊座で逆行することで終わります。
冥王星の逆行なので、社会に対しての影響力は大きいです。今まで長い年月をかけて私たちが受け継いできた大事なことや知恵、見過ごされてきたものをしっかりと見つめなおすような動きになるでしょう。(10月7日に冥王星が順行になります。)

その後、5月12日の牡牛座新月からしばらくは、また自分を見つめて整えていくことを促されそうです。また、5月26日の射手座満月と、6月10日の双子座新月はどちらも6ハウスが強調され、かつ、水星が双子座で逆行していてとてもパワフルです。情報を精査したり分析したり、コミュニケーションの見直しといったものが出てくる可能性が高いです。

7月10日の蟹座新月では、自分の身近な人たち、家族や仲間といったところで組織的な活動を始める人もでてくるようです。

2021年は水瓶座満月が2回(7月と8月)あるので、この頃にはそれぞれが水瓶座スタイルを世界に示していく、提示していくことになりそうです。新たなファミリーや仲間、組織の形というものを示していくのかもしれません。

そうしてできた繋がりを整えて固めるのが9月7日の乙女座新月になりそうです。その後は、そのコミュニティのスタイルを広めていく、根付かせていくといった流れです。

10月6日の天秤座新月からは自己表現のスイッチが強く刺激されそうです。それは天秤座らしく愛と美の表現になるでしょう。とても華やかで楽しそうな雰囲気です。人間関係や交流の広がりを感じます。

11月05日の蠍座新月では、また新たな変化変容の準備が無意識下で着々と始まりそうです。広がった人間関係や交流から、その関係性を活かしたり、関係性の中から新たな創造が始まる予感です。

12月中旬頃には世の中的にも、新しい社会の基盤がある程度形として見えてくる時期です。
11月5日の蠍座新月から、12月19日の双子座満月に向けて、ホップ・ステップ・ジャンプ・着地のようなイメージがします。2020年の年末よりも更に流れが速まるようです。


2021年の年末に着地する地点は、真理に基づいた社会の土台でしょう。社会や外側に見栄をはる必要がないことを実感します。多くを所有したり、いかに外からの評価を得るかに主軸が置かれた社会から、自然や目に見えない世界と調和した実用的な文化や生活といったものが主流で主軸の社会へ。ありきたりなもの、ただそこにあったモノが、本当に大事なものだったと気づいて育んでいくような社会の土台に立っていることでしょう。そういった生活が豊かな心と体を育むことを知っているからこその流れだと感じます。

色々書きましたが、実際にこれから何が起こるかはわかりません。しかし、この変化の時期をいかに過ごしたのか、工夫したのかといったことが、これからを生きる人たちのヒントや助け、知恵になっていきます。

5年後、10年後には笑い話になるくらい、面白い体験でいっぱいの1年になりそうですね。

星たちが日々の生活のヒントになったら嬉しいです。お読みいただきありがとうございました。


【この記事を書いた人】

☆asuka☆
星の音(ほしのね)翻訳家。
趣味はボーッとしていること、観察すること。温泉旅行も好き。
ゆったりモーニングやティータイムが大好物。今でもお昼寝タイムは必須。
好奇心旺盛で飽きっぽいが、何故か占星術は、独学で始めたらハマってしまって今に至る。

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